2015年10月19日月曜日

秋整枝はじめました

秋整枝は、来年の新茶の生育や収量に大きな影響を及ぼす作業です。



簡単に説明しますと、
秋整枝を行う時期(9月・10月・11月)によって、来年の新茶の芽が出る時期の早い・遅いが変わってきます。9月に行うところは滅多にありませんが...
また、秋整枝で茶園の葉を刈る位置(深さ)で、来年の新茶の芽が収量重視か品質重視のどちらかに変わってきます。


この秋整枝ですが、東大和市のような他の茶産地にくらべ比較的寒い地域では、防寒対策のために少し余裕をもって浅めに刈るところが多いです。
浅めに刈ることでわざと上の葉っぱを残し、寒さに弱い小さな芽を守ってあげます。
これは春先の霜の時期に行う春整枝でも同様です。



各茶園によって新茶の計画は様々なので一概に「こうです」とは言いづらいですが、こんな感じで秋の茶園管理を進めています。

この作業が終わると一年の茶園作業はほぼ終了です。

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