2015年10月29日木曜日

ガス→電気

珍しい電気式のほいろです。


ほいろとは手揉み製茶で用いる道具のことです。
ほいろの下から熱をおこし、助たんといわれる和紙張りされた木枠の上にお茶を広げ製造します。
現在、手揉み製茶での熱源は専らガスを利用して火をおこしますが、稀に炭火です。

今日は熱源が電気のほいろを見る機会がありました。
助たんを外すと中はこんな感じです。



温度調整は下に設置された機械で操作します。


電気式の場合のメリットは何と言っても安全面。
ガス式のほいろだといろいろ危険ですし、消防法などの影響で手揉み茶の実演場所は限定されてしまいます。
電気式ほいろ場合は室内でも使用OKです。
ただ消費電力がちょっと多いのが難点のようです。

手揉み茶自体はアナログですが、道具は日々進化しているようです。

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