2015年10月26日月曜日

東大和市茶園経営研究会

弊社が所属する東大和市茶園経営研究会による茶園立毛共進会が行われました。

毎回お世話になっている営農指導員の方2名と、スペシャルゲストのK氏が審査員としてご参加くださいました。

この共進会は東大和市の茶園を見て回り、茶園の樹勢や仕立て方、病害虫の有無などを審査項目に各園を採点します。

こちらの茶園は優秀賞の畑です。とても綺麗に管理されています。



こちらの畑は、ハマキ虫や尺取り虫の被害園です。成葉が食害され所々落葉が目立ちます。


こちらの茶園は一見よく管理された畑のように見えますが、クワシロカイガラムシが点々と発生しています。

いろいろな畑を見て思いましたが、やはり病害虫の対策が難しいようです。
茶害虫の防除は非常に時間を費やす作業であり、農薬の散布回数も多いため、高齢化が進む農家には非常に体に負担が大きいです。また、農薬代・農機具代も発生するため、兼業農家(野菜メインの生産者)の方々にとっての茶の管理は経済的にもネックになります。
実に難しい問題です。


ところで本日何より驚いたことがあります。私が静岡での研修生時代に大変お世話になった本日のスペシャルゲスト、元野菜茶業研究所金谷茶業研究拠点茶業研究監のK氏と再びお会いできたことです。
お変わりなく元気そうでなによりでした。またゆっくりとお話したいものです。

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