2016年9月3日土曜日

肥料撒き 〜完〜

週間天気を見ると傘マークが多いみたいなのでチャンスとばかりに最後の肥料撒きを行いました。


肥料は闇雲に撒けば良いという訳ではありません。

お茶においても施肥基準というものが存在します。

「いつの時期に、どのような成分を、どれくらいの量  畑に撒いてね 」というものです。

私たちはそれに沿って植物が生育する上で欠かすことのできない成分の、窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)を含む肥料を数回に分けて畑に撒いていき、「年間施肥基準値/畑」の値を超えないように気をつけます。


昔は「肥料をあげればあげるほどお茶は美味しくなる」という説が当たり前のように生産者間であったそうです。

お茶が沢山売れていたイケイケな時代の話なので、畑に還元できるものも多かったはずです。

その弊害として土壌や環境汚染が問題となり施肥基準は見直され、また肥料代の高騰や堆肥等への移行によって現在は昔ほど多量に肥料は撒かれていません。

昔のお茶を知っている方からは「最近のお茶は味がしないね」なんてお声もあるみたいです。
どれだけ美味しかったのか気になります。笑



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