2016年2月4日木曜日

急須でお茶の味がかわる?

答えは 「はい」です!

お茶好きの方は薄々その違いに気がついている方も多いようですが、実は急須を変えるとお茶の味は変化します。

特にオススメする急須は「常滑焼急須」です。




常滑焼急須とは、愛知県常滑市で生産される急須です。
常滑市は江戸時代より六古窯の一つとして長い歴史と伝統を持つ焼き物の町として知られいます。

常滑焼急須最大の特徴は二つあります。

・常滑焼急須は酸化鉄を多く含んだ土でつくられるため、使用時にはお茶のタンニン(苦渋み成分であるカテキン類)と土が反応して苦渋みがとれ、まろやかな味のお茶になって湯のみに出てくること

・すり合わせという職人技法により、急須とフタのガタつきがない丁寧なつくり込みがなされ、安心・安全な高品質な国産急須であること

次の資料は、常滑焼急須と他の急須をつかって実際にお茶の飲み比べを行ったアンケート結果です。




次に科学的視点から常滑焼急須と他材質の急須を用いてお茶の味の出かたについて比較分析しています。


常滑焼急須はその高い品質により、茶業研究所や茶関連団体からも支持されており、全国的に使用されています。

いつものお茶をもっと美味しく飲むために、急須を変えてみるのも良いかもしれませんね!

常滑焼急須をお買い求めの際は、大抵の場合急須に「常滑焼」というシールが貼られいますので、すぐに見つけることが可能です。

※資料は(有)山一加藤商店様のカタログよりお借りしました。

1 件のコメント:

  1. 急須で味がかわるなんて初めて知りました!
    形や、中の網だけではなく、土や、作り方もすごく大事ですね。
    常滑焼きの急須さがしたいとおもいます。

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