お茶の木は植えてから十数年経つと、毎年の摘採により枝が細くなり元気の良い葉が付きづらくなります。
その問題を解消するために台切りという、お茶の木を地面すれすれの所から切る作業を行います。
こうすることで太い幹だけが残り、そこから元気のある良い葉っぱがでてきます。
※作業は専門の業者さんにお願いしました。
〜作業風景〜
台切り開始前の畑です。
台切り中…
トラクターの後ろには草刈りなどに使われる機械が装着されています。
数本の刃が高速回転してお茶の木を地面すれすれのところまで細かく粉砕しています。
お茶の木を育てるのには長い年月を要しますが、壊す?のは一瞬の出来事です。
仕上がりはこんな感じです。
基本的に作業はバック走行で行われます。
運転席の高いトラクターからは作業中のお茶の幹や地面は一切見えません。
なので、地面すれすれで切る技術は「経験と感そして音」らしいです。
「音」というのは、お茶の木を地面近くまで粉砕していくと刃は太い幹にかかりはじめ回転数が下がるので、その音を頼りにすれすれを狙うのだそうです。
まさにプロの仕事ですね。
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