「高温多湿を避けて冷暗所にて保存してください」
「開封後は賞味期限に関わらずお早めにお召し上がりください」
「賞味期限は平成27年5月です」
と書かれた、平成26年産の頂き物の新茶を飲んでみました。
明らかに賞味期限は過ぎていますが、真空パック詰めのものを封を切らずに家庭の冷蔵庫で3年弱保管していました。
袋を開けてみると…
茶葉の状態(色・艶・香り)は問題ありません!
飲んでみると…
お茶の色はいたって問題のない浅蒸し煎茶特有の黄色、味も爽やかで香りもあることから明らかな変質は感じられませんでした。
お茶は空気や外気温にさらされると酸化が徐々に進みます。
酸化・変質するとお茶の見た目は緑色から褐色へと変化し、お湯を注ぐとやや赤みを帯びた色に出て、味や香りは緑茶らしさを失いどなたが飲んでも美味しく感じない状態になります。
今回のように真空包装の封を切らずに冷蔵庫(低温)で保存すると酸化のスピードを大きく抑えられるため、当分の間飲む予定のない未開封のお茶は冷蔵庫保存をお勧めします。
しかし、お茶に限らず食品全般に言えることですが、美味しく頂くにはなるべく早く消費するのがベストだと思います!
※今回の記事は極端な事例です。
お茶を2年、3年と冷蔵庫で保管してから飲むことは当店では推奨しておりません。
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