2016年12月26日月曜日

頭(あたま)

工場で作られたお茶は大小様々な篩にかけられ選別された後、お店で売られます。

こちらは一番茶の大柄な葉(4葉目くらい)と茎を集めた 通称 あたま と呼ばれるお茶です。
一番茶ではあたまはそれほど出ませんが、2番茶からは頻繁に篩にかかってきます。





焼肉と同様にお茶も葉の部位ごとに味が異なります。

お茶を1芯4葉で摘んだ場合、高級で美味しい部位は2葉目まで。そこから下の葉は順に品質が落ち、葉に含まれる美味しい成分も減少しています。

大柄な4葉目くらいの葉っぱは味が淡白なため、このまま市販されることはなく、切断され、細くよれたお茶(2葉目)の集団に混ぜて使われたり、多くはほうじ茶の原料になります。

とは言え一番茶のあたまなので、お湯を入れて飲むと…




なかなか美味しいです!!

以上お茶の裏側の世界でした。

久々にお茶屋らしいブログになりました。笑

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