2015年11月6日金曜日

秋空に観音像

まれに  色々な悩みをお持ちのお客様が来店されます。
来て戴いて 『ようこそ!いらっしゃいませ。』
少しづつ お話をさせて戴いて、笑顔になるまで お話させてくださいませ。

  お宅に戻られたら   どうぞ、安堵な気持ちで御過ごしくださいませ。

お客様との『出会いに感謝申し上げます』(⌒‐⌒)

同業者の簡易的な見分け方

2つ前のブログに少し関係しますが、お茶屋に同業者の方がご来店くださった時の、ひょっとして同業者さんかな?と思うどうでもいい判断基準をいくつか紹介します。

1.出されたお茶を、「ズズッー」と空気を含みながら飲む。

これ...一般のお客様はほぼやりません。周りから見るとかなり下品な飲み方に見えますが、お茶業界では定番の飲み方です。笑

2.湯のみのお茶の色を水色(すいしょく)と言ってしまう。

このワードが会話の中で出たら高確率で同業者さんです。お茶の審査用語のひとつですが、一般の方はこの表現をしません。

3.お茶の形をじっくり見る。

お茶は飲み物ですが、外見が良いものほど味が良いことが多いので、それを知った上でじっくりと観察します。

4.店内を必要以上に見回る

もはや説明不要ですね。

番外編

5.お茶が入った袋にやたら触れる

真空状態や食品用窒素ガスの充填度合、はたまたシーラー跡を観察します。
お茶の貯蔵性をおおよそ把握できます。

東大和市内に数年前に大型スーパーができました。
関東にチェーン展開するこのスーパーですが、中でも東大和店は非常に業績が好調のようで、全国から売り場の視察に人が訪れるほどの話題店です。
以前買い物に訪れた際には「同業者の入店お断り」の張り紙がされていました。競争が激化する食品小売業では暗黙のルールが存在するのでしょうか。

ちなみに杉本園では同業者の方のご来店も大歓迎です!
茶業界は狭い業界ですからね。

朝の空堀川

当社工場 北側を流れる 一級河川『空堀川』です。
河川敷きの草が 清掃作業で 綺麗に刈られました。
カモ達は 気持ち良さそうに 水辺を泳いでいます。
今朝もカメラマンのお姿が 2〜3人です。
感度の良さそうなカメラをかまえ  被写体を探してますよ!

清掃作業前は かなりのカメラマン銀座でした。
自然は素晴らしいですね。

2015年11月5日木曜日

お茶屋は普段何を飲む?

結論から言いますと、お茶、麦茶、コーヒー、炭酸飲料、お酒少々です。(杉本園の場合です)

私が小学生の頃、友達から「毎日タダでお茶が飲めていいなー」なんてよく言われていました。
どうせタダなら、家がお寿司屋さんやお菓子屋さんだったらもっとよかったのに...とも浅はかにも思ったことがありました。

確かにお茶屋は普段から家でもお茶をたくさん飲むことが多いと思います。


我が家の場合、茶缶の大中小にはそれぞれ異なった緑茶が入っています。
中のお茶の価格はすべて同じです。

しかし、これらは当店で販売しているお茶ではありません。
すべて買い物に出かけた時に購入した他店の商品です。

「お茶はどれも同じ」と思われるかもしれませんが、複数店の同価格帯のお茶を飲み比べてみると、実に多様でありそれが面白くてついつい手を出してしまいます。

杉本園の食卓ではタダでお茶を飲むことはなく、お茶をちゃんと購入して飲むことがほとんどでした。笑

2015年11月4日水曜日

練習

姪っ子(0歳2ヶ月)がやってきたので、子守をする人、お店番をする人、畑作業をする人、お茶を作る人とそれぞれが別々のことをしていました。
私には三人の甥と姪がいますが、何度やっても赤ちゃんの扱いは難しいです。

手揉み茶の練習風景です。


久々にやったので腰がものすごく辛かったです.....


2015年11月3日火曜日

本番にむけて

一週間後に迫る全国手揉み製茶技術競技会に東京都代表として、杉本園から二人が出場します。
この二人です⬇︎
※写真は、市内公民館などで多大なるご活躍をされております Tさんから頂きました。ありがとうございます!

従業員のHさんと一緒に手揉み茶の仕上げ揉み特訓をしようと思い急遽、社長にお茶を半分のところまで作ってもらいました。

お茶を乾燥させています。

お茶を転がしています。

お茶を練っています。

ここまでやってもらいました。
助かりました。

明日、Hさんと一緒に特訓しようと思います。
本当はもっともっと練習してから本番に挑みたいのですが、いろいろと予定が入ってしまい手揉み茶をゆっくりやれないので、あとはその時の運です...
とりあえず頑張りたいと思います。

葉っぱの裏には何がいる?

最後の虫退治を行っております。
防除対象虫は、主にコナジラミ類(幼虫)とダニです。
これらの虫は翌年の新茶の品質を悪くするやっかいものです。
葉っぱの裏に住んでおり(それもかなり下の方の葉っぱです)これから越冬準備に入ります。

通常の害虫退治は茶園の上の葉っぱを目がけ、長い竿で上から下に向かって農薬を吹きつけます。
しかしながら、葉っぱの裏に寄生するこれらの害虫に対しては、この方法では葉っぱの裏に薬がかかりづらく効果が上がりません。

そこでこちら!

カイガラキラーの登場です。カイガラ虫退治を目的に開発された竿です。

この竿の先端からは、下から上方向に180度薬剤が噴出します。

この竿を茶園に差し込みながら歩いていくと、葉っぱの裏にばっちり農薬が命中します。


薬剤に浸った葉っぱの裏です。

これでもか、というくらいかかっています。

ただ、茶園に竿を刺す関係上、かがみながらの作業で腰に負担がかかり結構大変です。

日が短くなって来たので今日は3時で終了です!