家庭できる簡単手もみ茶を実践してみました。
使うのは…
・お茶の葉っぱ (10グラム程度)
・電子レンジ (今回は500w使用)
の2つだけです!
① 摘んだ葉っぱはなるべく重ならないように広げて、電子レンジで1分〜1分半くらいチンします。
たかがレンチンですが…お茶の色や味を健全に保つための重要な作業です!
加熱しすぎるとパリパリ・ボロボロのほうじ茶テイストになってしまいますし、
加熱しなさすぎると強烈に青臭い薬草テイストになります。加熱不足はやり直そうにも一度表面についた水分が邪魔をして効果は上がりません。
ここを一発で決められるかがその後のお茶の人生を左右する最も大事な「殺青」という工程です。
ポイントはレンジの外から中の葉っぱを観察して時間とともに柔らかくなってきた頃を慎重に見計らってレンジのドアを開けます。
②手でお茶を揉みます。
優しい力で葉っぱを破らないようコロコロしてお茶の中にある水分を出します。
優しい力で葉っぱを破らないようコロコロしてお茶の中にある水分を出します。
③再びレンチン
これ以降は1回目のレンチンとは作業の意図が異なります。
これ以降は1回目のレンチンとは作業の意図が異なります。
②でお茶の中から出た水分を取るための乾燥作業です。1分〜2分くらい加熱した後お茶を取り出します。
④手でお茶を揉みます
徐々に力を入れていきお茶の中の水分をさらに出していきます。
…その後は③と④を数回繰り返します。
⑤仕上げ乾燥
お茶が手に触れるとスベスベしてチクチクした感触になってきたら揉むのをやめて、薄く平らに広げてレンジで2分くらいお茶が硬くなるまで加熱して終了です。
⑥完成
手でお茶の水分を出しきるのには限度があります。
傷まないうちになるべく早く飲みきります。
「せっかくのお茶。もったいないから取っておいてゆっくり飲もう」と考えていると数日でお茶の風味が飛んで、なおもったいないことになりますので美味しいうちにどうぞ。
ホットプレート製の手もみ茶に比べてお茶が焦げたり、手が火傷したりするリスクが減るような気がします。
短時間で(30分もあれば)できますので是非お試しください!
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