2015年11月3日火曜日

葉っぱの裏には何がいる?

最後の虫退治を行っております。
防除対象虫は、主にコナジラミ類(幼虫)とダニです。
これらの虫は翌年の新茶の品質を悪くするやっかいものです。
葉っぱの裏に住んでおり(それもかなり下の方の葉っぱです)これから越冬準備に入ります。

通常の害虫退治は茶園の上の葉っぱを目がけ、長い竿で上から下に向かって農薬を吹きつけます。
しかしながら、葉っぱの裏に寄生するこれらの害虫に対しては、この方法では葉っぱの裏に薬がかかりづらく効果が上がりません。

そこでこちら!

カイガラキラーの登場です。カイガラ虫退治を目的に開発された竿です。

この竿の先端からは、下から上方向に180度薬剤が噴出します。

この竿を茶園に差し込みながら歩いていくと、葉っぱの裏にばっちり農薬が命中します。


薬剤に浸った葉っぱの裏です。

これでもか、というくらいかかっています。

ただ、茶園に竿を刺す関係上、かがみながらの作業で腰に負担がかかり結構大変です。

日が短くなって来たので今日は3時で終了です!

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